600円で東京メトロに24時間乗り放題の券
1日券が24時間有効にパワーアップ
迫る東京オリンピックを控え、国内はもちろん年々海外からも観光客が増加している都心ですが、その観光推進の一環で、
去年の600円に値下げに引き続き、メトロ一日券にも変化がありました。
この春より、お値段は据え置き「600円」のままで「24時間券」にリニューアルしています。
24時間券とは、券を初回を自動改札機に通した時間から24時間、メトロ全線において乗乗降フリーになるという、新世代の1日券です。
これまでの1日券というと、朝早くからフル活動で利用しないと、なかなか元が取りづらいというイメージがありましたが、その有効期間が、24時間という区切りになった事で、昼過ぎや夕方からメトロを利用する方でも購入しやすくなりました。
・ 自動改札機で気軽に買える
利用したい時は普通の切符と同じように、自動券売機ですぐに購入、利用出来ます。
カードサイズの券になりますので、自動改札機はタッチしか出来ないIC専用の箇所は避けて、切符の投入可能な自動改札機を通るようにしましょう。
もちろん、24時間有効ですので、駅の外に出る際も券の取り忘れにも注意しましょう。
・24時間を2日間に分けて計画的に使う
「24時間券」となったことで、今までの旧「1日券」よりも使い方の幅が広がりそうですね。
例えば、遠方から都心へ泊まり掛けでお出かけの時は
初日に都内に到着して、実際にメトロ線を使い始めるのはお昼頃~夕方位という方の場合。
2日目は早い時間から自由にメトロ線を使えるので(24時間の適用時間の内に)メトロ区間の用事を優先的に済ませてしまうなど、計画的にスケジュールを立てたいですね。
・24時間券の方が安くなるボーダーラインは?
東京メトロの最安区間で170円(ICカード時165円)なので、最安区間のみの利用だとしても170×4=680円(ICカード時660円)となるので、
4回以上電車(メトロ)に乗るかどうかが、お得に切り替わるポイントとなります。
ちなみに、3回乗車だと510円(IC時495円)で、普通の乗車券の方が安い事になります。
200円(IC時195円)の区間ならば3回で24時間券と同じ600円です。ただし、ICカードで入れば自動的に195x3で585円になるので、200円の区間でも、4回位以上の利用で24時間券の方が得になります。
240円(IC時237円)と、280円(IC時278円)区間は、3回以上の利用は24時間券の方が安くなります。
実際に利用される際は、複数の運賃区間の利用も多いと思いますので、検討する時間がない場合は24時間の間に(最安区間でも)4回以上乗るかどうかを目安にしてみてください。
その他、詳細は東京メトロのサイトもチェックしてみて下さい。
この利便性の高くなった24時間券を利用して、お出かけやお仕事に、メトロを計画的・お得に利用しちゃいましょう!